重度のうつ病の特徴と、うつ病の二つの種類

2014/12/31

自分の状況を把握しましょう

うつ病にもレベルがあり、軽度のうつ病の方もいれば症状が重度の方もいます。

ぱっと見ただけでは分かりにくい事が多いですが、重度のうつ病の方は入院が必要な場合が多いです。

日常生活を送れないレベルまで精神的に落ち込んでしまっており、そうした方は重度の症状と判断されます。

また、うつ病には大きく分けて2種類のタイプがあり、自分や身近なうつ病の方が、どちらなのかを把握しておくと、症状の改善の際に役立つ事もあります。(参考：うつ病が再発したときの兆候症状とは)

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まず一つ目が、定型うつ病というタイプです。

こちらはこれまで多くの方が悩まされてきたうつ病です。

特に中高年の年齢の方が多く症状が発生する傾向にあります。

性格的に真面目な方は、この定型うつ病になりやすいです。

周りの方から怒られた時や、自分の話を陰で噂されるなどの事に敏感に反応しすぎてしまい、ストレスとなってうつ病に発展するという方が多いです。

また、最近では擬態うつ病という、健康な状態でもうつ病のふりをするという方が出てきていますが、この擬態うつ病もこの定型うつ病に含まれる事があります。(参考：擬態うつ病は見分ける事ができる！)

もうひとつが非定型うつ病というものです。

こちらは最近特に多くなり始めているうつ病です。

定型うつ病が中高年の方に多いのに対し、こちらは若い方に発症しやすくなっています。

特に新社会人の方などがなりやすく、仕事での急激なストレスによってうつになってしまうという症状です。

慢性的にうつ病の状態になるというよりも、職場に行こうとすると精神的に落ち込んでしまったり、足が動かないという事が起きます。

これら両方で、重度のうつ病になる可能性はあります。(参考：うつ病に必要な休職期間と過ごし方とは)