機能性胃腸症の大きな原因となるストレス
スポンサードリンク
ストレス性胃腸炎は二種類
胃腸炎で悩まされている方もいると思いますが、胃腸炎は、胃に異常があり、それが原因で起こっているものと、特に異常は見られないのに、胃腸炎の症状が出るものに分かれます。
胃に異常がない場合の胃腸炎の症状は、機能性胃腸症と呼ばれています。
機能性胃腸症の中でもストレスからくる胃腸炎を、ストレス性胃腸炎と言います。
ストレス性胃腸炎の中でも、さらに二つのタイプに分ける事ができます。
胃酸過多の場合
まず一つ目が、ストレスにより胃酸が多く分泌されすぎるというタイプです。
胃酸は酸なので刺激を持っており、多く分泌されすぎる事で、普段は胃を守ってくれている粘膜までダメージを与えてしまう事があります。
それが原因となって胃腸の状態が悪くなり、胃腸炎となります。
胃酸が多くなっているため、酸っぱいような感覚がある時もあり、吐き気や胸やけなどを伴います。
治療としては胃酸を薄めたり、中和するような薬が処方される事になります。
胃酸が少ない場合
また、もうひとつが逆に胃酸の分泌が少なくなるというタイプです。
胃酸は多すぎても駄目ですが、少なすぎると、食べた物を十分に消化できなくなります。
消化不良となり、消化しきれなかった物質が胃を荒らしてしまい、こちらも胃腸炎に繋がります。
胃に痛みを感じたり、吐き気、胸やけなど、胃酸が多い場合と症状は似たものが多いです。
どちらなのかを判別するのは自分では難しい場合が多いので、胃腸炎になった時はまずは医師に相談する事をお勧めします。
スポンサードリンク
関連記事
-
-
胃腸炎のうつるタイプとうつらないタイプのまとめ
うつるのはウイルス性胃腸炎 胃腸炎には二つの種類があり、ウイルス性胃腸炎とストレ …
- PREV
- うつ病で朝起きられない場合の対処方法
- NEXT
- 重度のうつ病の特徴と、うつ病の二つの種類